情報処理安全確保支援士(登録セキスペ) 特定講習

経済産業省は、国家資格である情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の資格更新のために受講すべき講習として、IPAが行うサイバーセキュリティに関する講習と同等以上の効果を持つと認められた民間事業者等が提供する「特定講習」を選定しています。


サイバーディフェンス研究所のトレーニングは経済産業大臣が定める一定の基準を満たすものとして

  • 「OTシステムハッキング|独自プロトコル解析とサイバー攻撃の実践」
  • 「ハッキング|ハードウェア」
  • 「マルウェア解析Ⅰ」
  • 「マルウェア解析II」


が特定講習の対象に採用されています。

IPA「民間事業者等が行う特定講習」

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ) とは

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ : 登録情報セキュリティスペシャリストの略称)は、経済産業省が定める国家資格であり、情報セキュリティに関する高度な専門知識や技術を有する人材を指します。

知識・技能・倫理の継続的な維持・向上を図るため、毎年受講する「オンライン講習」と、3年に1回受講する「実践講習または特定講習」の2種類の受講が義務付けられています。

IPA「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)制度」

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ) 特定講習対象トレーニング

OTシステムハッキング|独自プロトコル解析とサイバー攻撃の実践
[特定講習番号:24-014-050]

受講者は仮想マシン上に用意したトレーニング環境を用い、パケットのキャプチャ、Wireshark Dissectorを用いた独自プロトコルの解析、代表的な制御プロトコルであるModbus解析、中間者攻撃による通信の盗聴と攻撃用パケットの生成と送信などの一連の流れをハンズオンで学習します。

ハッキング|ハードウェア
[特定講習番号:24-014-051]

制御システムを始め、様々なIoTのサイバーセキュリティに関与する技術者、防衛装備品などの特殊なデバイスのセキュリティに関与する技術者、法執行機関のフォレンジック担当者にとって有用な知識とスキルの獲得が可能なトレーニングコースです。

マルウェア解析Ⅰ
[特定講習番号:24-014-052]

マルウェア感染が疑われるインシデントが発生した際の実践的な対処方法を身につけることを目的としたトレーニングコースです。 マルウェアの解析に必要な知識と基礎から学び、ハンズオンでの検体解析をとおして、実戦的なマルウェア解析技術を習得することを目的とします。

マルウェア解析II
[特定講習番号:24-014-053]

ハンズオン形式によるマルウェア解析を通じて、マルウェアの解析の際に必要となる基本的なリバースエンジニアリング技術について学びます。 モニタツールによる動的解析では解析できないような、マルウェアが潜在的に有する機能や通信プロトコルを解析できるようになることを目的としています。

受講の申し込み

受講のお申し込みはメール(seminar@cyberdefense.jp)にて受付けております。

下記より受講申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、トレーニング事務局まで
メール(seminar@cyberdefense.jp)でお送りください。メールによるお申込みを受付後、弊社よりトレーニングお申し込み受付確認のメールをお送りいたします。

お申込み時の注意

  • 特定講習として受講する場合には、事前の申告が必要となります。特定講習の対象コースであっても、事前に申告がない場合には特定講習の受講と認められませんのでご注意ください。
  • 特定講習として受講された際、修了後に弊社から特定講習事務局へ受講完了の旨を報告いたします。報告後、翌月末以降に『情報処理安全確保支援士ポータルサイト』にて受講完了であることをご確認ください。なお、更新期間内において2度目以降の講習はカウントされませんのでご注意ください。
  • 受講時には、顔写真付きの身分証明書と、情報処理安全確保支援士の登録証(カードタイプ)を持参ください。
  • 特定講習として『OTシステムハッキング|独自プロトコル解析とサイバー攻撃の実践』を受講される場合、オプションコースの受講は必須ではございません。
  • 受講修了時には、アンケートへのご協力をお願いいたします。
  • 個人で受講を申込みされる場合、支払い方法が通常の受講とは異なります。ご了承ください。

受講申込書のダウンロード

上記の諸注意事項をご確認のうえ、下記より受講申込書をダウンロードしてください。