Threat Intelligence

脅威インテリジェンス

攻撃者の動向を把握し、効果的な防御施策の策定・実施を支援

サービス概要

サイバーディフェンス研究所は、民間企業、重要インフラ事業者、各種政府機関、国際イベントのセキュリティチームなどを対象に、脅威インテリジェンスの活用を支援した実績を有します。 組織の目的および業務の内容を踏まえたサービスの選定、機能検証、連携のためのシステムの構築や機能拡張ツールの開発、チームへのトレーニング、高度な技術サービスの提供までをワンストップで支援することができます。

脅威インテリジェンスとは

脅威インテリジェンス(Cyber Threat Intelligence)とは、サイバー脅威に関する情報を収集、分析、統合し、それに基づいて適切な対策を講じるための知識やプロセスを指します。これには攻撃者の動機、攻撃パターン、マルウェアの特性、攻撃の兆候、さらには地政学的な状況や国際的な動向も含まれます。これにより組織は脅威の兆候を迅速に察知し、適切なセキュリティ対策を実施することができます。

脅威インテリジェンスの有効性は、継続的な情報更新と共有に依存しています。脅威は絶えず進化しているため、最新のインテリジェンスを適時に取得し、組織内外で共有することが重要です。

脅威インテリジェンス活用支援事例

SOC/CSIRT向けの脅威インテリジェンスシステム

国際イベントのSOC/CSIRT向けに、脅威情報の継続的な収集と蓄積、フォレンジック調査やマルウェア解析などインシデント調査の精度向上と効率化、脅威ハンティングやセキュリティ監視に活用可能なIoCの収集と生成など、SOC/CSIRTの業務を高度化、効率化を目的とした脅威インテリジェンスシステムの構築を行いました。

OSINTチームのプライベートトレーニング

インテリジェンス・コミュニティの情報分析担当者向けに、サイバースペースにおけるカウンターインテリジェンスのノウハウ、安全かつ効果的なサイバースペースにおけるOSINTを実施するために必要となるインフラや、サービス、様々なテクニックを学ぶためのプライベートトレーニングを実施しました。

アトリビューションとテイクダウン(INTERPOL DSC)

インターポール加盟国のサイバー犯罪捜査官に対し、犯罪インフラやランサムウェアの分析、ダークウェブで匿名化されている違法サイトの運営者および協力者を特定する手法をトレーニングしました。
さらに、トレーニング参加者と共同でトレーニングした技術を用い、現実に活動中の犯罪インフラの分析を実施、8件のランサムグループサイト、17件の違法サイトの特定に成功しました。

サイバーディフェンス研究所が選ばれる理由

真に有効な脅威インテリジェンスを提案

サイバーディフェンス研究所は脅威リサーチ、インシデント対応に代表される自社サービスにおいて、様々な脅威インテリジェンスサービスを活用し、サービス品質の向上に努めています。
民間企業におけるセキュリティ業務の高度化はもちろん、防衛や犯罪捜査など安全保障に関わるシーンにおいても、組織や業務に対応した脅威インテリジェンスサービスを見極め、貴組織の業務品質の向上、効率化を強力に支援します。

脅威分析の専門家による情報収集・分析代行も可能

安全保障上の脅威となるような人物、犯罪者、ハクティビスト、サイバー攻撃グループなどのアクティビティの把握、アトリビ ューションを目的とした情報収集・分析を代行いたします。
調査テーマに応じて、サイバーディフェンス研究所のOSINTアナリスト、リサーチャー、マルウェア解析者、フォレンジック アナリスト、ハッカーによるチームを構成し、テーラーメードの調査プランを検討・実行します。 主に、法執行機関、情報機関、防衛組織における情報分析活動を支援することを目的としたサービスです。

脅威インテリジェンス製品の活用と導入をワンストップで支援

サイバーディフェンス研究所は民間企業、重要インフラ事業者、各種政府機関、国際イベントのセキュリティチームなどを対象に脅威インテリジェンスの活用を支援した実績を有します。
組織の目的および業務の内容を踏まえた製品の選定、機能検証、連携のためのシステム構築や機能拡張ツールの開発、チームへのトレーニング、高度な技術サービスの提供など組織のサイバーインテリジェンス活用の基盤構築を全面的にサポートします。

取扱プロダクト

世界最大のクラウドソース脅威インテリジェンスソリューション「ViruaTotal」と業界トップレベルの侵害調査の実績をもつ「Mandiant」の2つのプラットフォームを統合、Google社の生成AIによってインターネット上の大量のデータから洞察を可視化できる脅威インテリジェンスソリューションです。
サーフェスウェブやダークウェブなど90万以上の情報ソースをリアルタイムに収集・統合・分析できるインテリジェンスプラットフォーム。特許取得済みの機械学習と自然言語処理及びAIを活用し、膨大な情報ソースの中から組織に関連する最新の脅威を可視化できます。
ファイルやウェブサイトが悪性であるか否かを検査することができるサービス。有償版のサービスを利用することで、VirusTotalへアップロードされたファイルのダウンロード、YARAルールによるマルウェアのハンティング、IPやドメインに関連する悪意ある行為を過去に遡って分析することなどが可能です。
ドメインに付随する様々な情報を多角的かつヒストリカルに分析することが可能なサービス。Domain Tools Irisを使用することで、任意のドメインに関連する登録者、eMailアドレス、関連するIPアドレスなどの情報を、過去に遡って調査することが可能です。
MALTEGO社が開発したサイバー攻撃の脅威分析を目的としたアプリケーション。オープンソース情報およびサードパーティが提供するサイバーインテリジェンスにアクセスし、取得した情報を分析・可視化する様々な機能を提供しています。
通信内容の秘密保護義務が限定的な法域において、ネットフロー、PDNS、そのほか50種類のデータを取得し続けている脅威インテリジェンスプラットフォーム。自組織、業界、我が国を対象とした攻撃者の動向の観察、C2の先にいる脅威アクターの実IPの特定など能動的なサイバー防御が可能になります。
米国、英国、ドイツ、オーストラリアなど、世界50ヵ国以上の警察組織や法執行機関に採用されているスマートフォンフォレンジックツールです。スマートフォンやタブレットの調査に特化しており、30,468種類以上のデバイスをサポートしています。
Shadow Dragon社のSocial Netを使用することで、世界中の様々なソーシャルメディアを対象に、ユーザー名やメールアドレス、任意の文字列などの情報を分析の起点として、関連する可能性のあるアカウントのアクティビティやプロフィールを分析することが可能になります。

脅威インテリジェンスの費用

目的やご予算に応じてご提案いたします。詳しくは下記問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問い合わせください

製品やサービスに関するご質問、お見積りのご用命、課題解決のご相談はこちらから
なお、機密性を重視したご依頼は cdiprivacy(at)protonmail.com 宛てのメールでも承ります。
※ (at) は @ に置き換えてください。
サービス一覧

バグバウンティやセキュリティコンテスト、セキュリティトレーニング講師等で活躍する世界トップレベルのホワイトハッカーが、標準的な脆弱性診断では検出ができないような脆弱性を検出しリスクを評価します。

サイバーディフェンス研究所には、一般的なITネットワークに対する攻撃手法に優れるエンジニアに加え、バイナリの解析やエクスプロイト、特殊な無線やハードウェアのリバースエンジニアリングに優れたエンジニアが結集しており、常に最新技術の検証や研究を行っています。

ハッキング、フォレンジック、マルウェア解析などの実践的なセキュリティトレーニングサービスを提供しています。
セキュリティエキスパートを目指す方から、高度な技術を習得したい方、サイバー犯罪捜査官など、様々な人材育成のニーズに応えます。

組織の目的および業務の内容を踏まえた最適な脅威インテリジェンスサービスの選定、ツールの機能検証、連携のためのシステムの構築や機能拡張ツールの開発、チームへのトレーニングなどお客様のサイバーインテリジェンス活用を支援します。

標的型攻撃に代表される企業ネットワークに対する外部からの攻撃や、Webアプリケーションの改竄、不正アクセスなどのセキュリティ・インシデントの発生時に、初動対応の支援から復旧支援と再発防止策のアドバイスまでをワンストップで支援します。

政府機関、民間企業を問わずサイバーセキュリティ分野における様々なテクニカルコンサルティング、アドバイザリサービスを提供しています。
各種調査研究、人材育成、体制構築や、ツール開発など、お客様の課題に応じて最適なアプローチをご提案します。